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【インタビュー】onionboyによるDJMIX「FLAKES」
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【インタビュー】onionboyによるカセットテープでのDJMIX「FLAKES」

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2018年に音楽を聞くならば、SpotifyやAppleMusicといったサブスクリプションサービスやYouTubeといった動画サイトでMVと一緒に楽しむという方が増えている。そんななかDJという人種はとりわけ形に残るような作品発表を好む傾向にあると感じているが、2018年5月末に大阪在住のDJ、onionboyさんがカセットテープでDJMIXを発表した。

カセットテープというアナログな物体をSNSを通して発信、発売したのはなぜなのか。onionboyさんの意図することからDJMIXの内容について話を聞いてみた。

シングル主流の時代にあえて90分の長編作品を作った

ーーまずは読者への自己紹介的を。
onionboyです。最近はNetflixでテラスハウスの副音声ver.を観ながらお酒を飲むことにはまっています。

ーーさっそくですが今回のMIX、FLAKESについて教えてください。どんなテーマで制作したのでしょうか?
人によって色々と感じることも違うと思いますし、フラットに聞いていただければと思っているので、MIXのテーマについて具体的に明言はしません。ただ、FLAKESを制作するときに意識したことは、7曲入りの短い収録時間の作品が流行ったり、「アルバム」ではなく「シングル」が主流になりつつある今だからこそ、あえて90分の長編作品に仕上げてみようと。
せっかくなので、ずっと好きでよく聴いている「DJ Shadow & Cut Chemist / The Hard Sell」や土俵ORIZINの10周年ライブ録音あたりの雰囲気を自分なりに形にしてみました。ぜひ、腰を据えて最初から最後までじっくりと聴いてほしいですし、なんならこれを機にカセットプレーヤーやデッキを新調していただければなおよしといった感じです。オニさん(Onibabako)によるマスタリングで素敵に仕上っているので、付属のダウンロードコードから音源をDLしてナイスな音響環境で聴くのもよしと思っています。


DJ Shadow & Cut Chemist / The Hard Sell

ーーなるほど。以前のMIXCDを制作したときとはかなり違ったことをやっていましたよね?
前作のMIXCDは普通に曲を繋いだものでしたが、今回はブレンドやエディットなどDTM的な要素もある作品になりました。普段ほとんど曲は作りませんが「一枚のアルバム作品を作る」ようなイメージで。今回のMIXタイトル「FLAKES」というのもDTM的な感じで色々と素材を断片的に使って作ったからというのが理由です。

ーー発売後、反響はどうでしょう? 普段のJ-POPやムーンバートンのイメージとはだいぶ違うという印象でしたが。
おっしゃる通り、普段の自分のDJとは方向性が違っているので驚かれることが多いですが(後半は段々とポップな感じになっていきます)、実際に聴いていただいた方からの反響はかなり良いものだと感じています。「onionboyのくせにかっこいい」と。ただ、ダウンロードコード付きとはいえフォーマットがカセットテープなので、手に取っていただくまでに中々ハードルが高くなってしまったかなという印象もあります…笑

ーーなぜカセットテープで発売することに…?笑
前作が普通にCDだったので次は何か変わったものがいいと思って色々と考えていましたが、結局音楽メディアにしたほうがいいと思って。音楽メディアにもいくつかありますが、初めて自ら進んで音楽を聴いたのがカセットテープで思い入れもありましたし、最近、個人的にカセットテープ作品をちょこちょこと買い集めているということもあったので。見た目もかわいいし所有感も満たせますしね。

ーー肝心のMIXはどこで買えるのでしょうか
皆様ご存知のディスクユニオン・オンラインショップと一部店舗、大阪・お茶漬けバーオオノ屋でお取り扱いいただいています。今後委託先が増えるかもしれませんし、増えないかもしれません。直接メールやDM等でご連絡いただければ郵送対応も可能です。

もちろん、onionboy出演パーティーでも持ち歩いていますので、お声がけください。直近では8/11に大阪・Mizu no Oto〜水ノ音開催で新しく始める「カンケリ」というパーティーがありますのでそちらでぜひ!

カンケリ

8本のmini MIXが収録されたカタイonionboy作品

FLAKESを聞いた筆者自身の感想として、onionboyさんといえば「最後の雨 / 中西保志」などの歌謡曲やJ-POP、BPM100前後のクラブミュージックを好むプレイヤーといったイメージだったが今作では新しい一面を発しているように感じた。普段のひょうひょうとした振る舞いとは打って変わったカタイプレイを感じることができるので、ぜひお手にとって楽しんでいただきたい。

TRACK LIST
A1. Intro / Kacha Kacha
A2. Bad Trails
A3. Labyrinth
A4. Short Trip
B1. One Day
B2. What About Tomorrow
B3. Triendl Reina
B4. GCD

購入はこちらから
※ディスクユニオン・オンラインショップページへ遷移します

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